Cd時間最大

CD時間(Compact Disc Time)は、CD-DA(Compact Disc Digital Audio)に記録されたオーディオデータの最大長を指します。CD-DAは、1982年にデビューし、74分33秒(8つのセクターあたり約1ミニチュア)のオーディオデータを記録することができます。これは、通常、約74分のオーディオコンテンツを意味します。

後に、長時間のオーディオコンテンツを記録するために、長時間CD(CD-R/RW)が開発され、80分(8つのセクターあたり約2ミニチュア)のオーディオデータを記録することができるようになりました。これは、通常、約80分のオーディオコンテンツを意味します。

しかし、これらの時間は、実際には少し短くなっています。CD-DAのフォーマットでは、一部の時間はマジックナンバー(マジックナンバーは、CDのヘッダーに記述される、ディスクの長さを表す値)やヘッダーデータ、セクタサイズなどのマニュアルではないデータに割り當てられるためです。

また、CD-R/RWでは、ディスクの品質や書き込み速度によって、実際に記録できる時間が異なることがあります。

そのため、CD-DAでは最大で約74分、CD-R/RWでは最大で約80分のオーディオコンテンツを記録することができますが、実際の時間は少し短くなります。